アーティチョークの調理とオイル漬け
うちの畑ではそろそろアーティチョークが蕾をつけ出しました。
そこで、アーティチョークのシンプルな食べ方を・・・
アーティチョークの可食部は、ほんの僅かです。
ほとんどが生ゴミになります。
でもとても美味しい。
入手するチャンスのある方はトライしてみてください。
イタリアン、フレンチの春の味覚をご自宅で。
ネットで探すと、アーティチョークの調理は結構見つかります。
ここではうちで食べてる方法を紹介。
先づは水洗い。
ガクの間に虫がいる入っていることがあります。
水につけてシッカリ振り洗い。
この時、ガクの先端のトゲに注意してください。
ごく稀に、ムカデなどが潜んでいる場合もあり、要注意です。(;゜0゜)
半分くらいのところで切ります。
切らずにそのまま茹でてもいいのですが、
かさがへり、早くゆであがります。
切ったガクの先は硬くて食べられません。
切ったら色が変わりやすいので、すぐ水につけてください。
レモン水や酢につけるとさらにいいのですが、
どのみち全部剥がされてしまいますので、水でじゅうぶんかと。
沸騰した湯に食酢、塩を適量(適当?)投入。
アーティチョークを10〜15分程度 茹でます。
根元の硬い部分に竹串が通れば茹で上がり。
ガクをはがします。
このガクの付け根のところが食べられる部分です。
オリーブオイルに塩、ドレッシング、マヨネーズ、お好みでどうぞ。
個人的には、オリーブオイルに塩が一番のオススメです。
ガクの付け根をオリーブオイル+塩に適量つけ、
前歯で、こそげ取るようにしていただきます。
ガクを剥がしていくと、このような姿になります。
若い小さいツボミはこのまま全て食べられるので、
個人的には小さいつぼみが好きです。
大きなものは、硬くなります。
すべてのかたいガクを取り
シベと花びらが成長していれば、スプーン等ですくうようにして、取り除きます。
(このアーティチョークは若くてまだ花ができてないので、参考にすくって取る真似)
(このアーティチョークは小さいので、柔らかなガクは取っていません)
じくの外側の部分は少し硬く、にがみもあるので、そぎ落とします。
大きくなったものはガクの付け根もそぎ落とします。
(プロのシェフの場合は、先にこの状態まで処理したあと、茹でるようですが、ナイフで切るには素人には難しく、すぐに変色するので、レモンやワインビネガーに漬けたり、塗ったりしながら作業するのが大変です。先にゆでた方が楽チンです。
食べながら、美味しいところへたどり着くのも良いかと。)
そして、ここがアーティチョークの一番美味しい部分。
オリーブオイルやドレッシングでいただくもよし、
適当にスライスして、パスタやピザのトッピングや、
炒め物の料理、サラダ、和え物などにも美味しいです。
また、オリーブオイルに漬け込めば、保存もきき、いつでも味しくいただけます。
これもパスタや炒め物、いろんな料理に使えます。
漬け込んだオイルも、なんとも言えぬ風味があり、料理に使っていただけます。
この後、お湯を張った鍋に入れ煮沸、密栓すれば長期保存も可能ですが、
うちでは冷蔵庫で保存しています。
冷蔵庫に入れるとオイルが固まり濁りますが、しばらく常温におけば戻ります。
また、加熱調理に使うならあまり気にしなくても良いかと思いますし。
取り出す時はかき混ぜないで、必要なだけ取り出して使用します。
チャンスがあれば、ぜひお試しを。