ライムの木にしがみついたまま、じっと動かぬゴマダラカミキリ。
節々からカビのようなものを生やして絶命していました。
彼の死因はボーベリア菌という菌の仕業らしい。
カミキリムシは果樹園の大敵で、チョットだけなら食べてもいいよ、
というわけにはいきません。
木の主幹部に幼虫が巣食い、最悪の場合、木が弱り、枯れてしまいます。
うちのライムやいちじくもこの被害に悩まされます。
この菌を利用した生物農薬がカミキリムシ対策として販売されていて、
有機栽培の果樹農家では利用されているようです。
この菌は、接触したカミキリムシの中で繁殖し、死に至らしめるそう。
恐るべし、ボーベリア。
でもうちの畑にも普通にいる菌だと再認識。
目に見えぬ菌と昆虫がここで闘争を繰り広げているのだ。
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